PSO2_ABCD

PSO2であったことを、よにんとひとりで、日記に

白と赤の装備・白と赤の服・白と赤の話

2015.01.27 夜 【Blast

 

自室に戻り、ビジフォン端末からマイショップ売り上げを確認する
…うん、特に何も売れてないか

 

インフレが少しずつ、でも確実に進んでいる昨今、
インフレで一緒に値上がってくれる売却での収入についつい頼ってしまう
来週にはまた新しいスクラッチだし、もう少し貯蓄は増やしておきたい

 

ならコストの掛かるクラフトを辞めなさいよ、と思いつつ
右隣の部屋に入り、奥のコンソールに向かう

端末画面を呼び出して
今さっき獲得した防衛産の武器や防具を次々に分解していく

 

まずは武器を
大成功は程ほどにアイロ素材とルビアードを得る
最近は鑑定コストが嵩むし、これらの素材も間接的にはコストが上がっているのかな…

次にユニットを
こっちは鑑定の概念が無い上に獲得素材は高需要で
分解自体がホクホクだ

まずは☆9の防具から、アイロ系
次に☆10でも、リアやレッグはフォトンスフィアに交換してしまうが
アームはアムス素材が高いから分解n

 今ダ押セ!

いや、うん、どーせ自分で使うんだし高い安いはそこまで考えなくてもいいん

 

え…!? え、えっ!?

 誰っ!?

 

独り黙々と分解していたところで
いきなり別室のイアイマスターが叫んだ
そりゃ思わずツッコんでしまう

 素晴ラシク鈍イナ!キミハ!

ちょ、ちょっとイアイマスターは黙ってて…

 

たまに、特に緊急任務終了後では
クラフトの依頼主と鉢合わせすることがあるため、
自室に戻った際には周囲キャラクターのサーチを掛けるようにしてたのだけど…
たまたま、今日に限って忘れていた…

しかも依頼の通知メールはマイルーム移動中に送られたようで
ログへの通知が行われていなかったようだ

2つの依頼者把握機能が上手く働かずこんな気付き方になってしまった
気付けずに申し訳ない気持ちになりながら依頼者の応対をする

 

 「あ、いえ、すみません…遊んでて

 

アイマスターに斬られたらしい声の主がこちらの工房部屋に入ってくる

 

…白騎士だった

男性型のキャストで、
真っ白なパーツに真紅のサブカラーによるラインが栄える
それに同じ真紅のグラニーダマントを羽織り、カッコいい

…これをさっき、ウチのイアイマスターは斬り伏せたのか…

 

っと、見惚れている場合ではない

通知が来なかった新規メールを改めて確認する
依頼品はバレットボウ、都合良く依頼先はあたしだったのでスグに加工を行う

 

依頼主の彼はすぐに受け取り、換装した姿を見せてくれた

上級バレットボウのひとつ、ロングボウ
赤を基調として間に白のストライプが走る
本人の白と赤のコントラストに絶妙にマッチしていて、驚きの声をあげてしまう

 

騎士というと剣とか、盾とか、近接武具ばかりなイメージで
こういう組合せもアリなんだと気付く

…今度かるむもこういう装備させてみようかな

 

 「ミリオンが撃ちたくてつい

 

なるほど、ロングボウの潜在はミリオンストームの強化、実威力も兼ね備えている

見た目に、威力に、コンセプトに
全てが考えられたクラフト品を手掛ける事が出来ると
クラフター冥利に尽きるというものだ

 

見た目すごいカッコいいですね…

 「近接武器も…チェインが強いときいて作ったんだけど、
  チェインソードの方だったんだよね

 

と、近接武器も見せてくれる
騎士らしい、デイジーチェイン、ソードの方も見た目に拘ってる

こっちは、勘違いを悔やんでるようだったけど、見た目がよいしこれはこれで…

 

…っと気付くと騎士様、マットに腰を下ろして、完全に語る態勢
あたしも傍にぺたりと座り、装備について少しばかり談義した

 

…あたしも今はスズナクシナダ
和装ではあるけれど白基調で、刺繍の桜は桃色寄りの紅色
髪飾りも紅白を意識したものだった

 

コンソール前、

白と赤の2人が楽しそうに話していた

 

f:id:BeechxBeach:20150214183411p:plain