PSO2_ABCD

PSO2であったことを、よにんとひとりで、日記に

先輩の、見つめる未来は

2014.11.20 夜 【Calm

 

 ・・・・・・綺麗ね

隣で小柄の女性がつぶやく

 

えぇ・・・月が、綺麗ですね

とか頓珍漢な返しをしつつ、ずんずんと奥へ進む

月のない、夜空のような天井を臨む、海底エリアをNPCのマールーと共に進む

 


普通、こんな大規模アプデの直後、どこかしこのブログだって

 

エクストラハードで☆12武器出た!
・・・とか

 

アルティメットクエスト敵がものすごい強い!楽しい!!
・・・とか

 

新武器でねぇよ・・・クソが
・・・とかとか

 

そんなネタを書くに決まってる、トレンドだ

しかし今あたしはそんな極地任務への左遷もなく
海底の廊下をマールーと共に進んでいる

 

実装したてのものをやりなさいよ!

とツッコまれそうだけど、ことは単純明快
あたしのサボり癖が貯まりに貯まっただけだった

 

どのキャラもTAオーダーやら、デイリーオーダーだったり・・・

受注出来る限界一杯まで受けてしまっていた

週間の金策であるTAや、エクストリームなど、
クライアントオーダーを複数受注してしっかり儲ける機会がある所を、
今現在滞ってしまっている

 

今回実装されたクエスト関係はクライアントオーダーがほとんどないにしろ、
受注中オーダーを消化しておかないと

また同じデイリーオーダーが廻ってきてしまって勿体無かったり

TAオーダー、エクストリームオーダーにいたっては
完了させてクールタイム状態にしないと今後の収入が絶望的になる

 

・・・まあ、新エリア行って儲けられるレア出しなさいよといわれるだろうケドネw
運がないんですよ・・・これっぽっちもw

運のなさの自虐ネタは今度に取っておくとして

 

幸い多忙が終わったのがアップデート前の火曜日

そこから大慌てで家族総出でオーダーを消化したものの、
全員程々に減らしたに留まり、水曜にも大量に持ち越した

 

まず水曜日にはぶら子が防衛任務によく出動するからと
真っ先に蓄積オーダーの消化に飛び出した

・・・まあ、そう。

忙しいときには大変になるのがこの世である

 

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ぼろぼろの、くたくたになって帰ってきたのは言うまでもない、
今日は寝込んでいる


そして今度はあたし
エクストリームもちょくちょくソロで行くし、枠は早めに空けておきたい

 

ノーマルで終わるものをあらかた回し、残ったもののうち、
海底エリア指定が複数個あった

・海底ベリーハード
・デコルマリューダ討伐スーパーハード
・他ドリュアーダ討伐、とか諸々

まずスーパーハードでデコルマリューダ討伐を終わらせる
このクエストで海底指定の弱点攻撃オーダーや侵食核オーダーなんかも
トントンと終わってしまい、
少しだけオーダー枠に余裕が出来た

 

何か受けられるついでオーダーってなかったけなーとカウンターで思いを巡らす・・・

・・・あ
・・・そういえばNPC同行オーダーも済ませてなかったっけ

今はフォース、
マールーの海底同行は・・・よしよし、まだだった

端末より呼び出し手続きを行い、マールーと共にテレプールへと飛び込む

 

 

キャストとしては法撃は得意ではないけれど・・・

一応それなりに、装備は流行のネプトロッドを背負う
幸い氷系統を特化したスキルツリーも持っているので、
海底ではバータ系が猛威を振るった

お蔭でクエストの進行は2人、うち片方はNPCであっても
きわめてスムーズに進行していた

・・・一瞬、クーガーの気配を感じたけど、
キノセイダヨ、キノセイ

 

途中で人工物と思われる廊下の途中で足を止める
マールーはとことこと目の前まで近づいてから

ふっ・・・と今来た道を振り返った

暫く止まってその視線の先を一緒に見る
汚染を取り除き、正常化したサークルレーザーが寂しげに、でも几帳面にレーザーを射出し続けていた

 

マールーというNPCは、実装初期から法撃職の先輩アークスとして登場していた

つまりは、どのPCだって、他のPC以上に付き合いの長いアークスとも言える

 

このマールー、そしてオーザ、リサ。

初期職を指導、そして支えてくれた3人のNPC
特別な思い入れのあるアークスは少なくはないと思う

まあ、人気ランキングとか酷かったけどねw

でも実装初期とかマールーさん人気だったんですよw
・・・ホッ、ホントだよ!w

あ、うんリサさんの方が人気はぶっちぎr・・・(ry

 

 「・・・海底って、私、好き。
 探索でなければ行けないし
 とても神秘的な場所だと思うから

マールーはオーダー受注時にそんなことを言っていた

あたしも、海岸・浮上施設とウォパルの綺麗な景色をいろいろと撮ってきた今、
海底もやっぱり綺麗だよな、と見返す

海岸と同じであろう白磁の建築物は海岸のそれ以上に綺麗に、明るく光を放つ
海底最深部前には祭壇のような施設が見え、
ところどころには七色に色を変える燭台がある

そして、先の【見上げよう理論】に基づけば、ここも満点の星空が拡がる
ディープスノーが降っている時にはもっと栄えるんだけど・・・

・・・あいにく、今は晴天状態のようだ

 

マールーはNPCだし、
法撃職の先輩として、ずっと法撃の事しか言及しないと思っていた

・・・けど、海底の景観も見ていた

今まで、この2年間、
あたしたち後輩アークスもどんな感じに見ていたのかな
・・・ってふと思った

 

第三世代として配属されてもうかなり時間が過ぎ、
テクニックの知識、
武器の知識、
属性の知識、
スキルの知識、
・・・イロイロと備えてきたあたし達だけど

マールーのように他のものも見れていたのだろうか・・・

 

 「・・・・・・期待しすぎかしら?
 私、この探索を楽しんでみたい

あたしは、この2年間でフォースとして、
他の先輩たちが指導してくれたハンター、レンジャーとしても、
成長出来ているのだろうか


 「・・・・・・綺麗ね

えぇ・・・月が、綺麗ですね

 「・・・・・・それ、異性に対して使う台詞

ですよ・・・・・・先輩もこんなヤツとじゃなくって、
早くこういう台詞貰いたい相手とですn・・・・・・痛いいたいイタイitai

 

こんな頓珍漢な後輩でごめんなさい
キャストなりにでも精一杯法撃を鍛錬してみせます

・・・・・・そして、綺麗ですよね、この景色

 

・・・・・・さ、続き行きましょ、先輩

 

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